昨年の秋から暮れにかけて「めざましごはん」なるキャンペーンCMがテレビで流れていたのを、
みなさんご存知ですか?農林水産省がお米の消費拡大のために打ち出したものだったのですが、
朝の食事が私たちの身体にさまざまな影響を与えることが分かってきています。
国民健康・栄養調査(平成17年)によると、
朝食の欠食率は20代が最も多く男性約3割、女性約2割にのぼります。
さらにひとり暮らしの人に限ると、20代では約5割、30代では約4割、40代では約3割の人たちが
朝食を食べていないとのことです。
朝食の重要性はさまざまな研究によって報告されていますが、
しっかりと食べることによって、どうも体重にも影響があるようです。
ケンブリッジ大学のLisa R. Purslow先生らの研究。
イギリスの 40 ~ 75 歳の 6764 人を対象に、 1993 ~ 1997 年に 食事調査(7日間)と
身体活動や喫煙等のライフスタイルに関する調査をし、さらに 1998 ~ 2000 年まで追跡調査を行いました。
その結果、3-7年間で
1日の総カロリーの11%しか朝食から摂らなかった人は1.23kg体重の増加がみられましたが、
22~50%を朝食から摂っていた人は0.79kgしか増えなかったそうです。
1日の総カロリー摂取量に占める朝食の割合が大きい人は、そうでない人に比べると
体重増加も少なかったと言うことです。
体重の増加は摂取量と消費量のアンバランスによってもたらされるものですが、
摂取するタイミングも大きく影響してくると言うことですね。
以前のコラムにも(「なぜ夜遅く食べるとよくないの?」)取り上げましたが、昼は消費されやすく、
夜は蓄積されやすいということも影響しているのでしょう。
ちなみに、私の子供の頃は、朝食でしか家族全員が食卓にて顔を揃えることができなかったので、
朝からステーキやすきやきが出てくるような家庭でした。
あっ、でも夕食は母と私だけといった感じだったので、大変質素なお食事でしたけどね・・・。

