カレンダー
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
 2004年
 2003年
ジャンル

美的食生活のすすめ

2007年10月23日の日記

秋の夜長、あなたは何をしますか?(睡眠不足と肥満の関係) [ 10:11 ] [ コラム ]

すっかり秋めいてきましたね。
夏は寝苦しく、夜にぐっすり眠ることができなかった人も、
いまはゆっくり休むことができるようになったのではないでしょうか。
しかし、なかなか寝付けないなどの不眠を訴える人も多く、
日本人の4、5人に1人は朝になっても「寝足りない」と感じる人がいるそうです。

では、日本人が平均してどれくらい睡眠時間をとっているのでしょうか。
平日の平均睡眠時間をNHKが行っている国民生活時間調査より、1995年と2005年を比較すると、
 20代女性 ‘95年 7時間20分 → ‘05年7時間23分
 30代女性 ‘95年 7時間06分 → ‘05年7時間03分
 40代女性 ‘95年 6時間53分 → ‘05年6時間43分
 50代女性 ‘95年 7時間01分 → ‘05年6時間51分
 60代女性 ‘95年 7時間33分 → ‘05年7時間16分

このように、ほとんどの年代において10年前より睡眠時間が短くなっています。
そして、40代の女性が最も短いことが分かります。

睡眠不足や睡眠障害等の睡眠の問題は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、
適切な判断力を鈍らせる
など、生活の質に大きく影響します。
さらに私たちにとって興味深いことがあります。
それは「睡眠不足が体重増加を招く」といった研究結果が相次いで発表されていることです。

そのなかの1つである、ケースウェスタンリザーブ大学のPatelらの研究によると、
アメリカの女性看護師6万8,183人を1986年から2002年まで追跡調査をしたところ、
16年の間に15kg以上体重が増加した人は、7時間睡眠のグループと比べて、
5時間以下のグループでは1.28倍、6時間のグループでは1.11倍多かったそうです。

では睡眠をしっかりとるためにはどうすればいいのでしょうか。
厚生労働省は2003年「健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条~」を発表しました。

(1)快適な睡眠でいきいき健康生活
 ・快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止
 ・睡眠に問題があると、高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇
 ・快適な睡眠をもたらす生活習慣
 ~定期的な運動習慣は熟睡をもたらす
 ~朝食は心と体のめざめに重要、夜食はごく軽く

(2)睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
 ・自分にあった睡眠時間があり、8時間にこだわらない
 ・寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る
 ・年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通

(3)快適な睡眠は、自ら創り出す
 ・夕食後のカフェイン摂取は寝付きを悪くする
 ・「睡眠薬代わりの寝酒」は、睡眠の質を悪くする
 ・不快な音や光を防ぐ環境づくり、自分にあった寝具の工夫

(4)眠る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
 ・軽い読書、音楽、香り、ストレッチなどでリラックス
 ・自然に眠たくなってから寝床に就く、眠ろうと意気込むとかえって逆効果
 ・ぬるめの入浴で寝付き良く

(5)目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
 ・同じ時刻に毎日起床
 ・早起きが早寝に通じる
 ・休日に遅くまで寝床で過ごすと、翌日の朝がつらくなる

(6)午後の眠気をやりすごす
 ・短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20~30分
 ・夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響
 ・長い昼寝はかえってぼんやりのもと

(7)睡眠障害は、専門家に相談
 ・睡眠障害は、「体や心の病気」のサインのことがある
 ・寝付けない、熟睡感がない、充分眠っても日中の眠気が強い時は要注意
 ・睡眠中の激しいいびき、足のむずむず感、歯ぎしりも要注意

ダイエットをはじめると、まず食事量を減らすことから取り組む人が多いのですが、
食事というのは生活のなかの一部です。その一部分だけをとらえるのではなく、
生活全般をみつめ、ウィークポイントをピックアップし、それを改善していかないと、
根本的な解決は得られにくいもの
です。

あなたは睡眠をしっかりとっていますか?


コメント

私は40代後半(正確には48歳)です。
確かに、ここ10年余りで体重が増加しました。
産後太りも関係があるかと思っていたのですが、まさか寝不足が肥満の原因になっているとは知りませんでした。
言われてみれば、毎晩なかなか眠れなくて、クロスワードを解いてみたり、パソコンのゲームで遊んだりして眠くなるまで待ってから寝ています。
なので、昼間眠くてたまらない時があります。
なるべく10分でも20分でもウトウトしたいのですが、そういう時に限って
電話がかかってきたりで、なかなかゆっくり眠れない事がたまにあります。
留守電にしていてもいいのですが、受験生の息子がいると、受験の事が気になったりで神経がピリピリしっ放しです。
一日も早く、ゆったりした気持ちでグッスリ眠りたいです。

[ 10/23 10:20 ] by おてる  [MAIL]

根本先生、こんにちは。

最後の睡眠障害ってところがすごく気になるんですが、
どこまでだと受診した方がいいのでしょうか?
最近、朝が寒くなって来たので、それで朝が起きれないのかなって思ってたんです。
寝るのはだいたい22〜23時に寝るようにしてるんです。
何もなければ21時に寝ることも。。。

ただ、私は寝付きが悪いので、すでに睡眠導入剤は処方していただいているんです(ただ、精神科ではありませんが)。
微量ですが、飲んでぐっすりならその方がっていう気持ちです。たまに、寝た気がしない、とかそういうこともあります。

質の良い睡眠を心がけて行きたいと思います。

[ 10/23 11:49 ] by りんご姫

>りんご姫さん

こんにちは 管理栄養士の根本です。

>最後の睡眠障害ってところがすごく気になるんですが、
>どこまでだと受診した方がいいのでしょうか?
ご心配ですね。

>睡眠導入剤は処方していただいているんです
とのことですね。
まず、薬を処方してくださっているドクターにご相談なさるのがよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?
人間は本来25時間サイクルの体内リズムになっているそうです。
しかし、1日24時間ですから、ズレが生じる訳ですね。
そこをフォローするのが、太陽の光に浴びることや毎日の食事時間など規則正しく生活することだそうです。

早急に専門家へご相談いただければと思います。
お大事に。

[ 10/24 15:36 ] by 根本理英子

根本先生、とっても参考になりました。
睡眠は大事だなあと思います。幸い私は寝る時間は遅くても(12~1時am)熟睡でき、朝までぐっすりです。
ですが時々寝つきが悪い時は”アイマスク”を使います。
これが結構よくて、す~っと眠りに入れます。
夜更かしは肥満・・・というのにもうなずけます。

人間には”サーカディアンリズム”というものがるそうで、眠りのなかにも1.5時間のリズムがあり、それを元に起きたい時間に合わせて眠りはじめると良いというのも聞いたことがあります。

奥が深いですね~。こんな事を考えられるのも、秋の夜長のせいでしょうか・・・

[ 10/26 00:28 ] by グルミット

根本先生こんにちは♪
読ませて頂きドキっとしました・・・
最近の自分は週末睡眠不足になりがちなので体重が減りにくくなったなって思います。
最近肩こりが激しく寝起きは痛くないのですが午後疲れが溜まるとどんどん痛くなります。
これも睡眠と関係してるのでしょうか?
ストレッチしてもどうしてもやっぱり痛いです(>_<)
>睡眠不足が体重増加を招く
これってすごく怖いです・・・
なんとか睡眠不足にならないように注意しなくちゃ(^^;)

[ 10/30 16:23 ] by ★☆かいママ☆★

コメントを書く

リエータカフェにご入会いただき、ログインしていただくことによって、
コメントが書けるようになります。

トラックバック

トラックバックURL : トラックバックはメンバーの方だけ可能です

リエータカフェメンバーになろう!
無料のリエータカフェメンバーになると、マイページやダイエット日記など、メンバーだけの機能が利用できます。
次回から自動でログイン
当サイトは、お客様の個人情報を保護するSSL暗号化技術を採用しているため、ログイン時にセキュリティの正常な作動を示す警告が出ることがあります。
  • 美的食生活のすすめ

●当サイトの情報のうち、キリン ヤクルト ネクストステージ 株式会社が発信した情報以外のものに関してはキリン ヤクルト ネクストステージ 株式会社は一切責任を負いません。また、管理栄養士・料理研究家などの専門家のアドバイスであっても、諸個人に対して常に有効であるとは限りません。本サイト内の情報を参考にされる場合は、個人の責任において行ってください。