緑萌える季節となりました。
カフェのメンバーには、毎日ウォーキングやジョギングなど、
屋外での運動に励まれている方がいらっしゃいますね。
これからの季節、気になるのが「日差しの強さ」ではないでしょうか。
テレビの天気予報でも「今日は日焼け対策をしっかりしてくださいね。」なんてコメントもよく聞かれます。
子供の頃は、日に焼けることなんてなんとも思っていなかったのですが、
大人になると、シミやシワが増えないかと心配ですよね。
スキンケアに関する情報は、必ずどこかの女性雑誌で特集が組まれていて、
いろんな商品が紹介されています。
しかし、ある化粧品会社の方がおっしゃっていましたが、
「高級化粧品を使っていても食生活が乱れていてはね・・・」と。
また、ある美容関係のドクターがおっしゃっていました。
「いくら肌の真皮を活性化させるレーザー治療をして、しわを目立たなくしても、
食生活がメチャクチャじゃね・・・そういう患者さん、結構多いんだよね。」と。
肌をつくる材料は、口から入れる食べ物です。
この食べ物を適当にして、いくら外側からいろいろな方法で手を加えたとしても、
大きな効果は期待できないでしょう。
皮膚の「シワ」や「たるみ」や「はり」などに皮膚のコラーゲン※1やヒアルロン酸※2が
関係していることは、みなさんご存知ですよね。
このコラーゲンやヒアルロン酸の量に、食事中のたんぱく質の“質”が影響を与える
という報告があります。
これはラットの実験ですが、1週間、
良質たんぱく質を含まない食事を摂ったラットの皮膚は
良質たんぱく質を含んだ食事を摂ったラットと比べて、
皮膚中のコラーゲンやヒアルロン酸が半分近くに減ってしまったのです。
(参考資料 大石祐一:皮膚美容と栄養.健康栄養学、p.142-146、2005)
このように、“良質のたんぱく質”の摂取が皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸へ
与える影響は大きいと思われます。
ではこの良質のたんぱく質の含まれる食品とはなんでしょうか?
それは、肉、魚、卵、大豆・大豆製品といった食材、つまり“主菜”ですね。
ダイエットだからといって、肉や魚を抜かしたり、朝食は手軽にパンとコーヒーだけといった食事を
していては、良質のたんぱく質が不足してしまうのです。
しかし、お肌にいいからといって食べ過ぎは禁物。カロリーオーバーになりやすいおかずですからね。
お肌のためにもダイエットのために、毎回の食事には主菜を1品とし、
「主食1品+主菜1品+副菜1~3品」といった組合せで、召し上がっていただければと思います。
ちなみに、私の尊敬する先輩管理栄養士の方々は、みなさん、お肌がツルツルで
実年齢より若く見える方ばかりです。
美肌づくりは、まず食事からということですかね。
※1 コラーゲン : 体内で最も多いたんぱく質であり、皮膚の乾燥重量の75%を占めているといわれている。
※2 ヒアルロン酸 : 糖質の一種で、ヒアルロン酸1gあたり6リットルの水分を保持することが可能であり、生体内の水分保持に役立っている。

