肥りにくい身体を手に入れるには
「筋肉量を増やし、基礎代謝をあげること」 とみなさん思われますよね。
では筋肉をつけるためにはどうすればいいのでしょうか。
以前、某大学のボート部(漕艇部)の合宿所の食生活を改善してくれないか、
というお声をかけていただいたことがあります。当時、いっしょに働いていたメンバーと
食生活の調査や栄養アドバイスをさせていただいたのですが、その時、選手である学生から
「やっぱり卵は黄身を食べちゃいけないんですか?」
「プロテイン飲んだ方が筋肉つきますか?」
「アミノ酸ってカラダにいいですか?」 などの質問が。
“筋肉”というと、たんぱく質やアミノ酸、プロテインがいいみたいだなと、漠然と理解しているようでした。
ここで1つ、たんぱく質とは?
簡単に言うと、アミノ酸がたくさん結合してできたものが、たんぱく質です。
筋肉や臓器、皮膚や髪の毛の構成成分であるとともに、酵素やホルモン、遺伝子なども
たんぱく質でできています。また、エネルギー源として使われることもあります。
よくスポーツ選手が飲んでいるプロテインというのはたんぱく質を多く含む食品のこと。
筋肉をつけるには、その材料である、たんぱく質をたくさん摂ればいいというワケではありません。
まずトレーニングをして、筋肉に刺激を与えること。
そうすると傷ついた筋肉を修復するために、材料を求めてくるのです。
そこでたんぱく質が補給されて、筋肉が作られていくのです。
では運動をして、たんぱく質をたくさん摂ればいいのでしょうか?
肉や魚、卵や豆腐を噛んで飲み込んだらいきなり筋肉になるのではありません。
消化吸収され身体の中に入り、筋肉を修復する材料となるまで時間を要するのです。
そして、食べたものが全て吸収されるものでもないのです。ということは、運動をしたからたくさん食べればいいのではなく、毎回の食事で適量を補うことが大切なのです。
ではこの適量とは?
リエータカフェのメンバーのかたは、そのほとんどがスポーツ選手ではないですよね。
その方々がスポーツ選手と同じ量のプロテインを摂ったり、
高たんぱく質の食事をすると摂りすぎになります。
身体にとって余分なたんぱく質は、脂肪となって蓄積されてしまうものもあるのです。
さきほどもあげましたが、たんぱく質を摂れば筋肉がつくわけではないのです。
筋肉をつけるには運動あってのものです。しかし、プロの運動と素人の運動では質が違います。
素人でも専門家の指導のもと行えば、またそれはそれですが、
自分で取り入れる運動のレベルであれば、高たんぱく質の食事を摂る必要はないのです。
むしろバランスのほうが重要。
ダイエットをすると、よく炭水化物を摂らないようにする人が見受けられます。
そんな状態で運動をしてしまうと、身体の中でエネルギー不足となり、
筋肉のたんぱく質がエネルギー源にまわってしまい、大切な筋肉量が少なくなるのです。
バランスよく栄養素を摂るためには、
1回の食事で 主食1品+主菜1品+副菜1~3品(+その他 牛乳や果物)を
組合せて食べることがなによりも大切です。

