テレビを見ていると毎日必ず食べ物の話題が取り上げられていますね。
グルメレポートなどされているタレントさんが「カレーは飲むものだよ」
とおっしゃって笑いをとっていました。この方、いわゆる太ったお笑いタレントさん。
やはり噛んで味わうことは少ないのでしょうね。
肥満の患者さんにお話を伺うと、やはり食べるのが早い方が多いです。
そのためまず、じっくり噛んで食べることから挑戦していただきます。
そのような方は体重が、だんだん下がってくると
「食べ物本来の味がわかるようになった。」とおっしゃり、
食べ物の好みも濃い味付けより薄味のもの、
脂っこいものより淡白な味を選ぶようになってきます。
この変化はとくに女性に多くみられる印象があります。
では、噛むことがなぜいいのでしょうか。
食べ物が口の中に入り、噛むことによって脳の中にある「ヒスタミン神経系」に刺激が加わり、
「神経ヒスタミン」が量産されます。
このヒスタミンは、満腹中枢や交感神経を支配する中枢核というところに運ばれます。
これにより満腹感を起こし食欲を抑え、
交感神経を活発にし体内の脂肪とくに内臓脂肪の分解を促すとともに、
末梢でのエネルギー消費を促進させるのです。
つまり、よく噛むことによって、食欲の抑制と内臓脂肪の燃焼、
すなわちエネルギー摂取量を抑え、消費量を増やすことが同時にできてしまうのです。
よく噛むことは満腹感を感じるだけでなく、脂肪の燃焼や消費量を高める効果もあるのですから、
ちょっと気をつけるだけでダイエットになるのでは。
食事は一口20~30回、しっかり噛んで味わいながら食べることが大切ですね。

